プロローグ

 思えば、小学校の時の卒業文集に、「将来なりたいもの:先生」と描いてなければ

中学校の時に、不登校にならずに学校に通えていれば、

高校の時に、あいつと出逢って、何時間も勉強をしてなければ、

大学の時に、学部の授業で挫折していなければ、こんなにも自分に向いていない夢はきっと目指さなかっただろう。

 

 いま、わたしは、教師か教官になろうとして、大学に通う生活をしている。

そしてまた、彼との出逢いもなければ、こんな小説みたいな形で、わたしを遺そうとはしなかったのだろう。

 

 「偶然の積み重ねが、君の人生をつくりあげている。君がいままで自分でやってきたことにムダなことなんて、1つもない」

 そう考えると、ちょっとくらいいい加減な気持ちで、生きていてもいいやと、心が落ち着いた。私は、ブログでなにかを発信してみようとささやかな決意をした。